

「ことらがいればよかった」「ことらが先生に言ってあげたのに」
その言葉を聞いて涙が流れてしまいました。
私は30年たった今でも幼稚園のころの悲しかった出来事を覚えていて…当時よっぽど悔しかったんだと思います。でもどうにもできなくて、その想いを昇華することなく大人になってしまった。
嫌なことがあっても、自分の中で解決できれば、そこまで記憶に残らないんですよね。残ったとしても、そんなこともあったな、って客観的にみることができる。
でも私の思い出はそうではなくて、いまだに引きずってしまっていた。思い出すと当時の自分の気持ちに戻ってしまう。
そんな幼い私の気持ちに、ことらは助け船を出してくれました。
「ことらがいればぜったいにいってあげた」
何度もそう言ってくれることら。
当時だれも助けてくれず、泣くしかなかった私。あのときことらがいれば、助けてくれるかもしれない…そう思わせてくれました。
私はもう、当時のことを思い出して辛い気持ちになることはなさそうです。
5歳の私に代わって、ことらに心からありがとうを言いたい。30年分の思いを込めて。
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