アルバイト先のボロホテルがやばかった⑩

自分がどういうことをしているのか、相手からどう見られているのか、まったく自覚のない19歳でした。

この年まで恋愛事を何もしていないと、こんな風になるんです。何が起こっているのか、はっきりと言われないと気がつかない。相手が男性だという意識をもてない。

しかし私はこの出来事もこのとき感じた気持ちも、しばらくすると忘れてしまいました。自分が女性であるという意識をもったのは、就職してからのような気がします。

セクハラにあったり痴漢にあったり、危険な目にあうことで、やっと自分が女性という性別なのだということに気づきました。

夜道は気をつける、簡単に男性についていかない、露出を避ける…などなど。

そんな当たり前のようなことに、やっと意識を向けるようになったのです。遅いだろって感じ。

それもこれも私は10代のころは超芋娘で、自分には関係のないことだと思っていたから。ハタチを過ぎてやっと女らしくなり、危険な目に合うことも増え、やっとわかったのです。

さて話を戻して、常連の岩田さんの予約が入らなくなってしまいます。そう、私のせいでした。

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