

男の子が気になって、隙間を覗いてすぐの出来事でした。
ガチャンと大きな音とともに目の前が明るくなりました。
先生の怒った顔、こちらを見る男の子たち。腕を引っ張られたのだとわかりました。
先生がそうする気持ちもわかります。私も自分の子どもにならそうやって怒るかもしれない。
でもここは幼稚園で、教育の場で、こんな見せしめみたいなことってアリ?
しかも私、ワークも全部終わってるのよ?
でもそんなこと先生は知りませんし、私が覗いたことに変わりありません。
しかもこれは30年ほど前のお話です。今ほど丁寧な保育もされていなかったし、先生が感情的に怒ることなんてよくありました。
私だけじゃなくて、昔の子どもたちはたくさんの理不尽を飲み込んできたのかな、と思います。
今の時代は、子どもの気持ちを知りたい、声に出せない心の声を代弁してあげたい、そうやって寄り添ってくれる大人が昔に比べて多い気がします。
どんな状況でも、子どもの気持ちに耳を傾けることを忘れないでいたいと思います。
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